組織を破壊する「サボタージュマニュアル」④意思決定について まとめ

第二次世界大戦中の1944年に米国のOSS(戦略諜報局)が作成した「サボタージュ・マニュアル」の存在を知っていますか?
その目的は、敵地の仕事の進みを遅らせるように人々をトレーニングすることで、
このトレーニングを知らず知らずに行っていることに驚きます。
 

驚くほど仕事が進まない!! 組織を破壊する「サボタージュマニュアル」 | SR 人事メディア

 

<意思決定について>
・常に些細な仕事からとりかかれ。重要な仕事は後回しにせよ
・重要な決定を行う際には会議を開け
・通達書類の発行や支払いなどに関係する決済手続きを多重化せよ。すべての決裁者が承認するまで、仕事を進めるな
・何事をするにも「通常のルート」を通して行うように主張せよ。決断を早めるためのショートカットを認めるな
・あらゆる決断の妥当性を問え。ある決定が自分たちの管轄にあるのかどうか、また組織上層部のポリシーと相反しないかどうかなどを問題にせよ
・「警告」せよ。他の人々に「理性的」になることを求め、将来やっかいな問題を引き起こさないよう早急な決断を避けるよう主張せよ
・以前の会議で決まったことを再び持ち出し、その妥当性について改めて問い直せ
議事録や連絡用文書、決議書などにおいて細かい言葉遣いについて議論せよ

 

この意志決定をしている企業は、想像以上に多いと思います。

意思決定が、このようにしていれば、物事は進まないし、

想像力や主体性は、うまれない。

 

こんな意思決定構造をしているのに、企業は主体性を従業員に求めたりする。

その矛盾に気づいているのだろうか・・・

変化しないといけないのは、従業員なのか?

意思決定システムなのか?

まず、意思決定システムを変えないと、主体性を持とうなど到底思えないと思うのは、

私だけだろうか・・・

 

 こんな組織から、脱却したい方は、以下のイベントに参加し、

新しい組織の作り方を一緒につくりませんか?

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